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●2009年度 経営方針

2009年度経営方針に基づき、当期の各事業を進めてきました。具体的には利用者サービスの向上と効率的事業運営を目指し、その取り組みに努めました。以下、ご報告申し上げます。

T. 概況
1. 収入総計が123億34百万円、前年比5億36百万円増となりましたが、支出総計は122億9千万円、前年比5億71百万円増と収入増を支出増が上回る結果となり、当期純利益は43百万円、前年比35百万円減となりました。詳細は会計報告でご報告いたします。

2. 本年度は評議員の改選期であり、次期評議員候補者選考委員会から提出された候補者名簿に基づき5月開催の第2回理事会において評議員が選任されました。定款細則に定める定年により木美貢氏、安藤美智子氏が、理事就任のため井口延氏が退任され、後任には中山勝子氏(町田市議会議員)、高林眞理氏(白梅学園短期大学講師)、廣田光司氏(東京YMCA総主事)が選任されました。なお、その他の方々は再任されました。任期は2009年7月1日から2011年6月30日までの2年間です。また、山田公平理事が都合により辞任され、井口延氏が第1回評議員会において後任に選任されました。任期は前任者の残任期間である2010年6月30日までです。
また、横山ちさ江・住田学両評議員の退任に伴い、後任の評議員に武田美代子氏(賛育会病院看護部長)、井上彰造氏(東京清風園施設長)が選任されました。任期は残任期間の2009年6月30日までです。


3. 地域との共生を図り、地域の必要に応える事業・地域活動計画

1.病院・施設を地域福祉の拠点と位置づけ、地域のボランティア、自治会、地域福祉施設等との協働を進め、地域福祉向上に資する活動については、墨田地区において他の社会福祉法人との連携により京島長屋を利用して新しく会食サービスを開始しました。また、墨田区の委託事業として、高齢者の見守り・相談を行う「文花高齢者みまもり相談室」を開設しました。2年目を迎えた外国人への就労支援となる日本語学習事業も地域のボランティアとの協働の下、順調に推移しています。

2.後援者の輪を広げる賛育会サポート委員会活動については、本年度も10月29日(木)に実施したチャリティーコンサート実行委員会の母体として活動しました。具体的には、昨年同様後援会の主催、玉の肌石鹸株式会社の後援(演奏者費用の負担)、理事・評議員・近隣住民・職員からなる実行委員会(寺尾榮祐委員長)が鋭意準備を進め、1405名とほぼ前回並みの参加者を得ることができました。協賛企業も43事業者と前回を7事業者上回り、収益428万円余を賛育会病院建て替え特別会計に組み入れることができました。2010年も10月7日(木)で予定しており、年度行事として定着してきました。

3.東京清風園増床移転事業については、墨田区との協議が整い旧立花小学校跡地約7300平方メートルを定期借地権により借り上げること、同地に東京清風園を122床増床し、178床の特別養護老人ホームにすること等が墨田区議会で承認されました。9月16日には同事業について東京都に対し施設整備費補助協議書を提出しました。以降、地域住民への説明、東京都・墨田区との協議を進め、3月末には基本設計が完了しました。6月頃に東京都の補助決定がなされる予定です。

4.相良清風園在宅サービス事業の拡張は、予定どおり「ヘルパーステーションたんぽぽ」、「居宅介護支援事業所たんぽぽ」を4月に開設しました。

5.賛育会病院経営基盤の再整備については、閉鎖していた5階病棟の再開を5月に果たしましたが、入院患者目標数を大幅に下回り厳しい結果となりました。

4. 提供するサービスの質の向上に資するための人事計画

1.必要人員の確保のための職員採用については医師・看護師・介護員ともに一定の確保ができました。しかし、職種によっては必ずしも十分な体制が確保できておらず、更に努力が必要となっています。

2.人材育成・開発の基本である研修については年間計画に従い滞りなく法人・事業所・施設において実施しました。特に、管理職能層である7級昇格者研修を昨年に引き続き実施したこと、職種別研修が年々深まり、介護職においては他施設研修を実施する等、問題の共有と相互触発を図ることが定着してきました。

3.職員処遇の向上については、職群制度の廃止とそれに伴う賃金制度の改定を当年度実施し、初任給の底上げを図り、それに伴い全体の賃金水準を向上させることができました。また、介護報酬増額改定を受けて、介護福祉士・夜勤者への手当見直し、非常勤職員の単価見直しや慶弔規程を正職員並みに引き上げること等の処遇改善策を実施しました。加えて、メンタルヘルス予防対策として、労働安全衛生委員による対策会議や役職者全員に対するラインケア研修を実施しました。常勤職員退職者数は前年比36名減の109名となり大幅に改善しました。


5. 適切な事業サービスを展開するための組織管理計画

1.ISO9001による組織運営・サービスの提供を中央事業所に拡充することについては、前年度からの準備が実り、マイホームはるみ・マイホーム新川共に認証取得することができました。同時に東京清風園・法人事務局は新バージョンによる更新審査を受け、認証を得ています。

2.看護・介護における事故については、利用者の重度化が進んでいるなか、相変わらず転倒・転落による骨折事故が多発していますが、事故対策委員会活動が定着した結果、事故速報の発行、事故の数量的把握と分析、事故事例・再発防止研究会の開催等により、一定の成果を挙げています。事故総数は133件となり、目標とする前年比5%減は達成できませんでした。

3.経営情報・施設サービス情報の発信については、広報委員会での検討の結果、賛育会ニュースの記載内容・体裁の見直しの試行とホームページへの定期的書き込みが行われています。また、内部職員への情報の共有と合理的業務推進を図るため、前年度末にパソコンソフト「デスクネッツ」(グループウエア)を全職員が利用できる体制を整えましたので、その有効活用を図るように努めています。

4.感染症対策については、「新型インフルエンザ対応の手引き」、「新型インフルエンザ対応事業継続計画」を策定し、更に拡大したときも想定し事業継続への備えを行いました。一方、本年度も残念ながら一部施設において疥癬・ノロウィルスによる感染症の拡大を阻止できず、利用者等へのご迷惑をかける結果となりました。

5.8月11日に発生した駿河湾沖地震において、東海清風園・相良清風園とも利用者・施設に特段の被害はありませんでした。しかし、賛育会が大規模地震時に定めた行動基準が必ずしも守られなかったことから、再度の徹底と必要な見直しを図りました。

6.昨年に引き続き6月27日(土)、役員・職員協議会を開催しました。本年は東京清風園の増床移転計画、賛育会病院経営改善対策、保育事業の学びの3点に絞って協議しました。

6. 2011年4月に開設予定の江東区における保育事業については、具体的な検討・準備が進みました。10月以降保育プロジェクトを立ち上げ、月例で保育方針等基本理念の検討、人材の確保策、施設づくりに関する協議を進めたほか、1月以降マンション工事現場事務所で施設の詳細の詰めを行いました。


7. 公設民営施設に指定管理者制度が導入され、都内の4施設が2006年度から5年間の指定を受けています。2010年度(2011年3月末)の期間満了に先立ち、中央区では2009年度中に次期指定管理者を選考し2010年度は引継ぎ期間とするため応募者を募り、選定委員会にて審議されました。その結果、マイホームはるみ、マイホーム新川の指定管理事業者に賛育会が引き続き選定されました。なお、指定管理期間は10年間となりました。


以上、2009年度事業についての概要報告でございます。
詳細につきましては、別途事業報告・決算報告書を作成しておりますので、閲覧をご希望の方はお申し出下さい。

お問い合わせ先 : 社会福祉法人 賛育会 法人事務局


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