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●2010年度 経営方針

2010年度経営方針に基づき、当期の各事業を進めてきました。具体的には利用者サービスの向上と適正かつ効率的な事業運営を目指すとともに、重点目標の実現に向けて努めてきました。以下、ご報告申し上げます。

T. 概況
1. 収入総計は124億34百万円、前年比1億円増となり、支出総計は123億7百万円、前年比17百万円の増加にとどまり、当期純利益は昨年比82百万円増の1億26百万円でした。これは、特別収支において、前年度大きな特別損失を計上していたことによります。
事業活動収入については、前年比1億79百万円増の118億6百万円、事業活動支出は前年比1億90百万円増の117億46百万円、経常収支差額は、前年比9百万円減の92百万円でした。詳細は会計報告でご報告いたします。

2. 本年度は役員の改選期であり、役員候補者選考委員会から提出された候補者名簿に基づき5月開催の第1回評議員会において役員が選任されました。定款細則に定める定年により理事の鴨下重彦氏が、また、都合により監事の秋山胖氏が退任され、後任として理事に評議員の青本健作氏(三井物産株式会社参与)、監事に島田茂氏(日本YMCA同盟総主事)が選任されました。なお、その他の方々は再任されました。任期は2010年7月1日から2012年6月30日までの2年間です。
7月1日開催の第3回理事会において理事長には橋本章氏が、常務理事には古田和彦氏がそれぞれ再任されました。青本健作氏の後任評議員として柳沼恵一氏(財団法人ヒューマンサイエンス振興財団元国際部長)が7月10日開催の理事会において選任されました。任期は前任者の残任期間です。2011年3月31日に定年退職した服部克彦評議員(第二清風園施設長)の後任評議員としては、吉野久江氏(相良清風園施設長)が3月19日開催の理事会において選出されました。
また、古田和彦常務理事の退任に伴い、後任の理事として西原良信氏(法人事務局総務部長)が3月19日の評議員会において選出され、引き続いて行われた理事会において常務理事に委嘱されました。任期は2011年4月1日から2012年6月30日までです。

3. 重点目標

1.東京清風園移転増設事業を計画に従い推進し、2012年開設を目指しその準備に尽力する
概ね計画通りに進めることができました。6月に2度にわたり地域住民に対する建築概要説明会を実施しました。6月30日には、正式に東京都から「平成22年度老人福祉施設整備費補助金」の内示を受けることができました。環境への配慮・低コスト化を可能な範囲で取り入れた設計を完了させ、8月には建築確認申請手続きを始め、下期に入った10月18日に受理されました。
9月28日開催の理事会において工事入札条件を定め、11月16日実施の一般競争入札により工事請負業者を決定し、12月15日には起工式を執り行いました。工事開始後、建設地の汚染土壌処理や震災後の一時的な資材不足という予定外の事態もありましたが、現在のところ大幅な遅れもなく進んでいます。 その間、東京清風園移転準備室活動として、調理方式・厨房設備等食事に関する基本方針の確定、新施設における介護方式であるユニットケアの研修・施設実習等の実施、人的体制整備の計画的取り組み等の準備も並行して進めています。

2.賛育会病院の経常収支黒字化を果たす。同時に、地域から求められる働きを検証し、外来棟西館改築計画を推進する
十分な成果をあげるまでには至りませんでした。
まず、収支状況ですが、入院患者目標数を診療科別に設定して収入確保を図る計画に関しては、前年実績は上回ったものの、目標数には不足し、医業収入が予算比3億93百万円の未達であり、医業支出は、材料費等を削減したものの人件費を予算内に収めることができず、予算比1億78百万円の減少に留まったため、医業損益では前年比約87百万円改善したものの、なお1億85百万円の赤字となりました。経常損益では、運営費補助金、施設整備費補助金が対予算、また対前年比増加しているため81百万円の赤字でした。
そのような中で、賛育会病院の経営改善をはかり、将来の有り様を根本的に検討するため、種々の取り組みをしていますが、建て替え計画の前に、地域の実情を把握し、どのような働きが求められているのか、賛育会の特徴・力を発揮する道はどこにあるのかを検討するために、コンサルタントの導入、プロジェクトチームの立ち上げを行い、具体的計画作りに努力しています。2011年度早い時期には基本構想及び経営改善計画を策定します。

3.新規事業である保育事業の準備を進め、2011年4月、江東区に保育園を開設する
順調に準備が進みました。5月には職員による公募の結果、新設保育園の名称を「さんいく保育園清澄白河」と定め、準備の中心となる園長・主任保育士を内定、保育所運営方針を定めました。その後、9月には主任保育士予定者を正式に採用し、保育内容の詰め・備品の選定・園児の募集に必要な広報資料の作成などの準備に入りました。保育士、看護師、栄養士の採用活動も順調に進み、2011年2月からは現地において開園準備を進めました。3月21日には献堂式を行い4月1日開園しました。

4.東京都中央区・同墨田区にある指定管理者受託施設が2010年度指定満了となるので、再指定に備え鋭意準備を行う
中央区2施設については2009年度中に2011年度から10年間の再指定を受けました。墨田区の2施設については、9月末に墨田区から2011年度からの計画を出すように指示があり、提案書の提出、ヒアリング等審査の結果、賛育会が受託しているたちばなホーム、はなみずきホームはついては、引き続き賛育会が運営することが望ましいとして5年間の指定管理者に選定されました。両区とも、施設運営に対する区の補助金の削減を目指しており、今後は厳しい施設経営を免れないと思われます。

5.賛育会における医療・福祉事業の方向性と特徴を明らかにし、働きの具現化を図るため、創立100周年に向けてその取り組みを開始する
前述の賛育会病院の取り組みの他、職種別研修や各委員会活動等においても、将来を意識した討議、議論を開始しました。

4. 新規の取り組み

1.豊野事業所において、かねてより計画、準備中でした認知症高齢者グループホーム「さんいくの家」は10月1日に起工式を行いました。建設及び開設準備は順調に推移し、3月26日に竣工式を行い、4月1日から運営を開始しました。

2.低所得で身寄りのない一人暮らしの高齢者が、自立した生活が困難になった場合、安心して暮らせる施設である都市型ケアハウス事業の準備を精力的に進めました。墨田区東墨田に土地を確保し、墨田区の事業者募集に応募した結果、区からは事業者として選定されました。2011年度6月に東京都の内示予定ですが、2011年度中の完成を目指して建設工事に着手する予定です。


5. 東日本大震災関連

1.今回の震災で、利用者、職員に人的被害はありませんでした。しかしそのご家族、ご親戚には被災された方もおられます。施設・設備に大きな被害はありませんでしたが、地震直後の停電、エレベータの停止、その後の計画停電や交通の混乱、物資の一時的不足により施設ではその対応に追われました。

2.被災地支援としては、高齢被災者の施設での受け入れ、被災地への職員派遣、緊急支援募金などを実施しました。支援は今後とも長期間継続していく予定です。

3.このような大規模災害時に対する備えについては、今回の経験を踏まえた対応計画、事業継続計画の見直しが早急に必要になっていますので、危機管理委員会を中心に検討を開始します。


以上、2010年度事業についての概要報告でございます。
詳細につきましては、別途事業報告・決算報告書を作成しておりますので、閲覧をご希望の方はお申し出下さい。



お問い合わせ先 : 社会福祉法人 賛育会 法人事務局



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