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●2011年度 事業報告

2011年度経営方針に基づき、各事業を進めてきました。具体的には経営状況改善、利用者サービスの継続的改善、及び新規事業準備を中心とする重点目標の実現に向けて努めてきました。以下、ご報告申し上げます。

T. 概況
1. 法人全体の経常収支差額は、前年92百万円に対して63百万円となり、前年より29百万円減少いたしました。かろうじて黒字は確保したものの、年度当初の目標2億円には遠く及ばず、厳しい状況が続いています。事業別では、病院の経常収支差額は、昨年とほぼ同じ1億12百万円の赤字となっています。福祉施設では1億61百万円の黒字でしたが、前年より14百万円減少しています。これは特別養護老人ホーム利用者の重度化により、入院等によるベッドの空床が増加し、結果的に利用率が減少しているためです。尚、当期活動収支差額は、66百万円と前年比62百万円減少していますが、これは特別損失に第二清風園通所事業の過年度分過誤請求額を約70百万円計上していることによります。
賛育会病院は上半期、入院患者数が震災後の4月を中心に前年を大きく下回り、またその後も入院患者数が伸び悩みましたが、第4四半期には盛り返し概ね昨年並みの収支でした。しかしながら、依然として大幅な赤字であり、経営安定のための取り組みが継続的に必要です。

2. 本年度は評議員の改選期であり、評議員候補者選考委員会から提出された候補者名簿に基づき5月28日開催の第2回理事会において評議員が選任されました。定款細則に定める定年により横倉正義氏、中村慶彦氏、また都合により大屋善次郎氏が退任され、後任として片岡大造氏、石井嘉一郎氏、羽生隆司氏が選任されました。その他の方々は再任されました。任期は2011年7月1日から2013年6月30日までの2年間です。なお、武田美代子評議員(賛育会病院看護部長)の退職に伴い、その後任として松村隆氏(賛育会病院事務部長)が6月25日開催の理事会において選任されました。3月末退職の吉野久江評議員(相良清風園施設長)の後任には、山本雅美氏(東海清風園施設長)が3月17日開催の理事会で選任されました。
理事である関根義夫賛育会病院院長が1月末で退任されたことに伴い、後任の鈴木正明院長が2月1日付で理事に就任することが11月19日開催の評議員会で承認されました。3月末で退職された古谷とき子理事(豊野清風園施設長)の後任に柴田光昭氏(ゆたかの事務長)が3月17日開催の評議員会で選出されました。

3. 重点目標

1.「賛育会病院の地域における使命を明らかにし、同時に、財政的自立の実現と現外 来棟西館等の改築・改修を含む、将来にわたる基本構想を定める」
①将来にわたる基本構想については、外部コンサルタント、賛病プロジェクトチームにより検討が進められ、また法人経営委員会、施設長会議、役員職員協議会においても協議いたしました。同時に建築後の使用可能面積などを調査するボリュームスタディも実施いたしましたが、経営・財政状況改善の問題、法人内の合意形成に時間を要する点等から基本構想を定めるにいたらず、次年度への継続課題といたしました。
② 経営改善については、上半期は入院数の減少により大変厳しい状況でした。上半期の平均入院者数は152.7名(前年比10.8名減、予算比22.3名減)であり、上半期決算における経常収支差額は、1億5千万の赤字(昨年比2千2百万円の悪化)となりました。亜急性期病床の設置、看護基準7:1への変更、急性期看護補助加算を9月から開始し、また院長交代、新看護部長着任等を機に院内の結束を強め第4四半期(1〜3月)は平均入院者数が173名まで回復しましたが、引き続き改善への取り組みが必要な状況です。

2.「東京清風園増床移転事業を計画に従い推進し、2012年3月新施設を完成させ るとともに必要な運営体制の整備を完了させる」
①2010年12月に着工しましたが、汚染土壌(ヒ素)、炭ガラ(産業廃棄物)の処理の影響及び震災後の資材の納入遅れ等の影響があり、工期が2週間程度遅れておりましたが、内装等仕上げの段階で遅れを取り戻し、予定通り3月31日引き渡しを受けました。
②開設準備室での業務も順調に進み、利用者募集、運営、サービス提供、人材確保、備品選定等を計画的に進めることができました。
③旧東京清風園跡地の利用については、今後賛育会病院将来構想と併せて検討を重ねていく予定です。

3.「新規事業である保育事業の初年度を円滑に運営できるよう尽力する」
新規開設に伴う混乱が当初ありましたが、徐々に落ち着いた状況となり、11月の東京都による実地検査でも、保育士の丁寧な接し方や子ども達が良く落ち着いているとの評価をいただきました。定員は94名に対して90名(5歳児のみ定員割れ)でスタートし、2012年度は定員を当初計画の105名とする変更を申請し、受理されました。また、今後は地域の子育て支援事業に取り組む予定です。

4.「社会的支援を必要とする人を受け入れる都市型ケアハウスを墨田区に開設する」
6月に東京都から補助金の内示があり、7月15日に着工しました。工事は順調に進み、引き渡し時に一部工事の不備が発見されたものの、その修復も終えた上で2月25日に竣工式及び内覧会を実施、3月1日に開所いたしました。

5.「2012年の介護保険・医療保険改定に対応できるよう情報の収集と必要な対策に取り組む。また、社会福祉法人会計一本化となる新会計基準への取り組みを行う」
ダブル改定プロジェクト(WKP)を組織し、早めの情報収集、改定の影響調査、改定作業、施設長対象研修会等を実施し、改定に備えました。また、新会計基準については、概要が整い、経理担当者会、施設長会での研修等を実施しました。

以上、2011年度事業についての概要報告でございます。
詳細につきましては、別途事業報告・決算報告書を作成しておりますので、閲覧をご希望の方はお申し出下さい。



お問い合わせ先 : 社会福祉法人 賛育会 法人事務局



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