看護部の紹介
目の前にいる人を思い、
すべてのライフステージを
サポートする
「あたたかく
心 よりそう看護」を。
賛育会病院の理念「隣人愛」の精神に基づいて看護部は「あたたかく 心 よりそう看護」をめざしています。また賛育会クレド・賛育会ベーシックといわれる職員の行動指針を定めており、すべての人のいのちを大切にし、その人のためにできる事は何だろうと問いかけながら看護を行っています。
夜間、産婦人科の末期がんの患者さんの担当をしていました。腰に激痛があり、薬剤だけでは痛みがとり切れない患者さんの腰をさすっていました。患者さんは私の手をとり「もういいよ。つかれるから、あんた冷たい手してるね、、、」といってやせ細った血の気のない手で一生懸命私の手を温めてくれました。病める人のために何かをしたつもりでいた私は、それ以上に大きな優しさをこの患者さんからいただくことになったのです。看護師が癒す立場ではなく癒される立場であることに気がつきました。与えることが看護ではなく、患者さんとの関わりの中で我々に与えられることが多くあります。それが当院の大切にしている「ともに生きる」精神なのです。
周産期・小児医療、成人・老年期地域医療、終末期医療を柱としている当院は、すべてのライフステージをサポートする役割を担っています。目の前にいる人を思い、自分に何ができるのだろうかと考えられる助産師・看護師育成を目指しています。
看護部長 福田 えりか
看護理念
あたたかく 心 よりそう看護
基本方針
- 患者さんの尊厳と人権を尊重します
- 医療チームの一員として研鑽を積み、看護の質の向上に努めます
- 地域の医療・福祉機関と連携して、信頼される看護を目指します