東京都地域周産期母子医療センター ・ 東京都指定二次救急医療機関(内科系・外科系・小児科)

社会福祉法人 賛育会 賛育会病院

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診療科・部門

診療技術部

薬剤科

「お薬に関して安全性と有効性を確保し、患者様を中心とした、薬剤業務を展開しています」

「トレーシングレポート」の運用について

 平素、当院の院外処方箋を応需して頂き、ありがとうございます。
 2021年7月より、医薬品適正使用の推進並びに医療安全の観点、地域保健薬局の先生方からの患者情報をスムーズに把握していく観点から、トレーシングレポートを導入することと致しました。
 緊急性を要さない服薬情報や患者様が受診時に主治医(処方医)に伝え損ねてしまった内容などに 関する報告、処方内容に関する提案は、トレーシングレポートを活用し、情報提供して頂けたらと考えております。

トレーシングレポート原本(PDF:128KB)

トレーシングレポートの導入と運用について(PDF:88KB)

 

業務内容紹介

1. 調剤業務

  • 入院、外来処方箋ともにオーダーリングシステムによる管理を行っており、処方の際には相互作用上問題がないか自動的に確認され、メッセージが出る仕組みになっています。
  • 入院で調剤されたお薬(錠剤、散剤など)は一括して服用時毎にまとめられ、それらの薬剤名が分包紙や薬袋に入るように印字システムを導入しています。

2. 薬剤管理指導業務

  • 入院患者様のお薬は、薬剤支援システムを活用し、薬歴管理を行ない、患者様にお薬の説明書を用いて、作用や飲み方、注意すべき食品との相互作用、副作用などの情報提供を行っております。
  • 患者様が持参されたお薬につきましては、薬剤師が入院時に他のお薬との相互作用を確認し、安全性を確保しています。
  • DI(医薬品情報)業務では、問い合わせ内容のデータベース化を図り、必要な情報に関しては、DIニュースを発行し、院内への情報周知を実施しています。

3. 抗がん剤混合調製業務

  • がん化学療法実施前には、薬剤師が、すべてのレジメン内容の確認を行い、抗がん剤の適正使用を推進しています。
  • 入院、外来におけるがん化学療法の抗がん剤の混合調製業務は、薬剤師が行っています。
  • 外来化学療法室では、患者様へお薬の情報提供や副作用発現の確認を行い、手帳用ツールを作成し、お薬手帳を活用した服薬指導を行っています。

  

4. その他

  • お薬を使用する上で危険性の高い薬剤に関しては、薬物血中濃度の解析(TDM)を行い、投与量設計に寄与しています。
  • NST(栄養サポートチーム)やICT(感染制御チーム)、褥そう回診など、幅広い分野でも薬剤師が活躍しています。
  • 医師からの要望により、各種学会で発表された特殊なお薬を製剤しています。
  • その他、賛育会病院としての「妊婦・授乳婦における薬の危険度・情報集」「院内感染防止マニュアル(ポケット版)」「抗菌薬データファイル」などを作成し、医療の向上に貢献しています。

お知らせ

当院の後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用について

当院では、厚生労働省が示している通りに患者負担の軽減、医療保険財政の改善に資するものとして後発医薬品の使用促進に取り組んでおります。
ご質問等がございましたら、医師、薬剤師にお尋ねください。

厚生労働省のHPより ~後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進について~

後発医薬品(ジェネリック医薬品)は、先発医薬品と治療学的に同等であるものとして製造販売が承認され、一般的に、開発費用が安く抑えられることから、先発医薬品に比べて薬価が安くなっています。
このため、後発医薬品の普及は、患者負担の軽減、医療保険財政の改善に資するものと考えられますが、日本では、後発医薬品の数量シェアは39.9%(平成23年9月の薬価調査に基づく集計値)(※)であり、欧米諸国と比較して普及が進んでいません。
その理由の1つに、医療関係者の間で、後発医薬品の品質や情報提供、安定供給に対する不安が払拭されていないということが挙げられます。

こうした状況を踏まえ、厚生労働省では平成25年4月に「後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ」を策定し、その中で「平成30年3月末まで に、後発医薬品の数量シェアを60%以上にする」という目標を掲げ、後発医薬品の使用促進のための施策に積極的に取り組んでいます。

*参考

http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201309/4.html

 

【アセトアミノフェン含有の市販薬(一般用医薬品)】

 

解熱鎮痛剤として繁用されているアセトアミノフェン製剤の市販薬(一般用医薬品)の一覧表です。
市販薬としては、さらに多くの成分が配合されている薬がありますので、ご自身の症状に合わせ、詳しくは街中の薬局や保険薬局、ドラッグストアなど医薬品を取り扱っている薬剤師や登録販売者にご相談ください。 

 《アセトアミノフェンのみを主成分とする市販薬》  2021.10作成

製品名/商品名

添付文書に記載されている規格・成分量

販売会社

規格

成分量

アセトアミノフェンK錠

1錠中

アセトアミノフェン 100mg

小林薬品工業

セシオン解熱鎮痛薬AP

1錠中

アセトアミノフェン 100mg

小林薬品工業

タイレノールA

1錠中

アセトアミノフェン 300mg

ジョンソン・エンド
・ジョンソン

ノーシンAc

1錠中

アセトアミノフェン 150mg

アラクス

バッファリンルナJ

1錠中

アセトアミノフェン 100mg

ライオン

ポパドンA

1錠中

アセトアミノフェン 150mg

米田薬品

ラックル

1錠中

アセトアミノフェン 300mg

日本臓器製薬

レスラックA

1錠中

アセトアミノフェン 150mg

米田薬品

[小児用薬品]~「製品名/商品名」の下に使用可能な年齢を表示(添付文書より)

小児用バファリンCⅡ
(3歳以上)

1錠中

アセトアミノフェン 33mg

ライオン

小児用バファリンチュアブル
(3歳以上)

1錠中

アセトアミノフェン 50mg

ライオン

キオフィーバ坐薬
(1歳以上)

1錠中

アセトアミノフェン 100mg

樋屋奇応丸

キオリトル坐薬
(1歳以上)

1錠中

アセトアミノフェン 100mg

宇津救命丸

こどもパブロン坐薬
(1歳以上)

1錠中

アセトアミノフェン 100mg

大正製薬

※最新の商品につきましては、薬局やドラッグストアなどに確認頂きます様、お願い致します。
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放射線科

放射線科では各診療科と連携し、一般X線撮影・CT・MRIなどの画像情報を提供することで、疾患の早期発見・早期治療に大きく貢献しています。

X線撮影に対して放射線被ばくは気になるところですが…
人は地球上にいるだけで、常に自然界からの放射線を浴びています。
日常生活における放射線を自然放射線と言います。
次の表は一般的に言われている、自然放射線や胸部X線撮影の被ばく線量の一覧です。

自然放射線被ばく量 2.4mSv/1年
(ブラジル・ガラバリ地区) ( 10.0mSv/1年)
飛行機(東京 - ニューヨーク往復) 0.2mSv
胸部X線撮影  0.072mSv/1回
腹部X線撮影  0.4mSv/1回
胃X線撮影(胃バリウム検査) 4.1mSv/1回(*)
胎児の奇形等の発生の可能性 100.00mSv以上/1回
発癌・白血病の発生の可能性 1000.00mSv以上/1回
  • 胃・大腸バリウム検査は撮影時間・枚数によって大きく異なります。
  • Sv…人体への放射線への影響の度合いを表した値。
    Sv(シーベルト)≒Gy(グレイ)

(※放射線技師会誌 No.47 10号より)

一般撮影はごく僅かなX線を用いて撮影していますので、身体への影響等のリスクよりも検査によるメリットの方が大きいと言えます。
放射線撮影について疑問や気になる点がございましたら、どうぞ遠慮なく診療放射線技師にお尋ねください。

機器一覧

  • 一般撮影装置(Canon)
  • マンモグラフィー装置(コニカ・Canon)
  • ポータブル装置(日立)
  • Cアーム【手術室】(Canon)
  • X線TV装置(東芝)
  • 骨密度測定装置【DEXA】(日立アロカ)
  • CT(日立:マルチスライスCT 16列)
  • MRI(Canon:1.5T)

一般撮影

身体の各部位を撮影するもっともポピュラーな検査です。
CR装置を用いて、胸部・腹部・全身の骨などのデジタル撮影を行っています。

マンモグラフィー撮影

当院では日本放射線学会の定める仕様基準を満たすコニカの『REGIUS PURE VIEW』と、『MGU-100B』という装置を設置しております。
撮影を行う放射線技師はマンモグラフィー検診精度中央委員会の認定を受けており、豊富な経験を有した医師が読影を行っております。

マンモグラフィーは、乳房を圧迫板で伸ばしながら撮影します。左右の乳房を、上下・左右の2方向づつ合計4枚の撮影を行っております。

圧迫圧は『耐えられる最大限の圧迫』といわれています。
痛さがガマンの限界に近づいたら教えてください。

なぜ圧迫するのか・・・

乳房を圧迫し、乳腺を薄く均一に伸ばすほど乳腺内に隠れている病変を診断しやすくなります。
また、圧迫圧を1cm薄くすることで、被ばく線量を半分に減らせます。
そのため乳房の張っている時期(生理前など)は検査を避けていただいた方がよいと思われます。

ポータブル撮影

移動式X線撮影装置を使用した撮影です。
主に入院中の患者様でベット上安静の場合に、病室にてX線撮影を行います。

Cアーム撮影

移動式X線透視撮影装置です。
身体の内部の骨折などの透視画像を、多方向から映すことができます。
当院では、主に整形外科の手術に使われています。

X線TV撮影

X線TV装置を用い透視下で、造影剤を用いた検査や治療を行っています。
動画像として体内の状況をリアルタイムに知ることができます。
主に胃透視(胃バリウム検査)・注腸・子宮卵管造影(ヒステロ)・腎膀胱造影・脊髄腔造影(ミエロ)・内視鏡的膵胆管造影(ERCP)などが行われています。

骨密度撮影 (DEXA法)

骨密度測定はX線を使うものや超音波を使うものがあり、測定部位も、腕・手のひら・腰椎・かかとの骨など色々あります。
当院ではDEXA法という2種類のX線を使用し、前腕部の骨密度を測定します。
骨密度とは、一定の体積あたりの骨の中のミネラル成分の量です。この検査で骨の強度がわかるため、骨粗しょう症などの診断を行っております。骨粗しょう症は骨がスカスカになる病気で、腰や背中の痛みや骨折などの原因にもなります。
結果は、同じ年齢の平均値と比べて何%か、というグラフで表されます。

検査は継続して行うことが大切です。経過観察の結果が生活習慣の改善の指標となります。

CT撮影(MDCT)

CT装置を更新しました。                         
CTとはComputed Tomography:コンピュータ断層診断装置と言います。
(MD:multi-detector row:他列検出器)

 検査用テーブルに寝た状態で円筒状の装置の中を通過しながらX線を使って身体の断面を撮像し検査を行います。
 撮像に要する時間は数分~30分程度です(検査内容により異なります)
 16列のマルチスライスヘリカルスキャンで撮影しますので、今までよりも呼吸を停止している時間が短く、広範囲を短時間で検査が行えます。
 また、逐次近似法という画像処理が搭載されており、より少ない被ばく線量で撮像することが可能で検査を受けられる患者さんにとってはなにより被ばく低減につながります。
 頭部の出血や肺の疾患・四肢の骨折や腹部とからだ全体に検査が可能です。横断像(輪切り)以外にもあらゆる方向からの画像や3D画像も作成できます。

  

▲日立 Supria(16列マルチスライスCT) 

MRI

MRI検査
 Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像診断装置と言いそれぞれの頭文字から取られています。
 装置は強力な磁石でできており電磁波(ラジオ波)と磁石の力を利用して、体内の状態をあらゆる方向から撮像可能です。
 検査中はからだに感じる痛みや刺激はまったくありませんが、装置より道路工事やブザー音など異なる大きな機械音がします。できるだけ不快感のないようにヘッドフォンや耳をふさぐ工夫をいたします。室内も明るくして検査を行います。検査内容にもよりますが20分~1時間ほどかかります。検査中は動かないようにご協力をお願いします。質問や要望がある場合は遠慮なくご相談ください。
 次のような方は検査ができませんので必ず事前にお知らせください。
・心臓ペースメーカを埋め込まれている方
・強磁性体の脳動脈クリップを入れている方
・妊娠中もしくは妊娠の可能性のある方
・圧可変式脳室バルブシャントを入れている方
・人工内耳を入れている方

▲東芝 Vantage Elan(1.5T)

CTとMRIの違い

  MRI CT
撮影原理 磁気の共鳴(磁石と電磁場) X線の吸収(X線と検出器)
放射線被ばく なし   あり 
撮影時間 比較的長い(30分から1時間) 比較的短い(5~30分)
《部位別の特徴》
頭部 ◎(早期脳梗塞・脳腫瘍・血管障害・脳神経障害) ◎(頭部外傷・脳出血)
内耳・中耳 ○   ◎(細かい描出に優れます)
△(空気が苦手です) ◎(圧倒的に優れています)
腹部 ○(造影剤不使用で胆のう・胆道系疾患、門脈の描出) ◎(腫瘍・脂肪肝・胆のう結石腎結石、細かい描出に優れます)
消化管  ○  
(バリウム検査、内視鏡にはかないません)
骨盤腔 ◎(子宮・卵巣疾患・膀胱・前立腺) ○(リンパ節・尿管結石)
整形外科領域 ◎(じん帯・腱・関節・半月板・脊柱管・脊髄疾患・リウマチ) ◎(骨折・骨疾患・脊髄疾患)

健康管理クリニックとの連携

以下の検査は、健康管理クリニックで各種健康診断・人間ドックでも行っております。

  • 骨密度検査(DEXA)…骨粗しょう症診断
  • マンモグラフィー検査…乳がん検診
  • 胃バリウム検査…胃がん検診
  • CT検査…肺がん検診
  • MRI検査…脳ドック(脳梗塞・脳動脈瘤)

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臨床検査科

臨床検査の業務は検体検査部門と生理検査部門に大別されます。前者には、一般検査、血液検査、生化学検査、血清(輸血含む)検査、細菌検査、 病理細胞診検査があり、後者には心電図、脳波、肺機能、聴力、平衡機能、超音波検査などが含まれております。また、臨床工学技士(ME)も本科に所属し、 様々な医療機器の管理を行っています。

受付・採血部門

オーダリングシステムにより検査依頼、受付、報告を合理化し、採血後1時間程で、大半の検査結果が判ります。外来と入院の患者様に対し、採血業務の多くを臨床検査技師が行っております。

一般・血液部門

一般検査は主に尿検査を行い、腎臓や尿路系の異常を、また便検査では消化器系の出血などを調べます。血液検査では血中の白血球・赤血球・血小板の数を測定し、貧血、感染症、白血病などを調べ、止血や出血の治療などに凝固検査を行います。

生化学部門

血液、尿などの各成分を自動分析装置などで分析し、肝臓、腎臓、膵臓などの異常を調べ、血糖やホルモン、そして腫瘍に関する検査も含まれます。

血清・細菌部門

血清検査は血液などを用いて、感染症や血液型などを調べ、輸血検査では交差適合試験などを行っています。細菌検査は様々な検体から病原菌、起炎菌を同定したり、その細菌に対する効果的な薬についても調べます。

病理・細胞診部門

病理検査は手術や内視鏡下で摘出された検体をスライド標本として作製し、病理医が診断します。細胞診は婦人科擦過材料、喀痰、尿などの標本を細胞検査士が鏡検し、指導医とのディスカッション・診断にあたります。

生理部門

心電図では不整脈、心筋梗塞、狭心症などを、脳波ではてんかんの評価や脳障害の有無を調べ、肺機能は呼吸器系の働きを検査します。超音波検査では腹部の異常や頸動脈での動脈硬化の程度を調べます。

ME部門

臨床工学技士2名で様々な医療機器を管理し、医師の指示の下、生命維持管理装置の操作や保守点検も行っております。

臨床検査科の指導医および認定関連

  • 病理医:非常勤1名
  • 細胞診指導医:常勤1名、非常勤1名
  • 日本臨床細胞学会施設認定
  • 細胞検査士:3名
  • 超音波検査士:3名
  • 認定輸血検査技師:3名
  • 医療情報技師:1名

二次救急対応の検査

当院は二次救急指定ですので、臨床検査科は24時間体制で対応し、夜間・休日には1名配置しています。また輸血業務もその検査はもちろんのこと、輸血用血液製剤の管理も24時間行っています。

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栄養科

栄養科の紹介

個人の栄養相談や入院中のお食事の提供において「お食事は大切な治療のひとつ」というコンセプトからライフスタイルに合った栄養改善の相談、また「安全と安心の食事づくり」に努め、患者様に少しでもお役に立てる栄養管理のトータルサポートを目的としています。

入院中の食事

I. 栄養管理を重視

塩分の取りすぎは生活習慣病の発症及び、重症化のリスクがあります。当院では「日本人の食事摂取基準」に基づき塩分を設定しており、薄味でもおいしい食事を目指しております。

1. 個別対応について

食欲が低下している患者様やつわりなど個人の症状に応じて、管理栄養士がベッドサイドへ行き患者様とご相談しながら食事内容を調整します。

2. 食物アレルギーについて

食物アレルギーがある場合には、完全除去にて対応しています。

3. 栄養管理マネジメントについて

栄養管理計画書の作成、評価を実施。褥瘡、嚥下障害などの低栄養状態の患者様に対して、必要に応じた介入をすることで、早期の栄養改善を目指します。

産科の栄養管理

妊娠中から産後まで「頑張るママと赤ちゃん」の栄養管理サポートを目指しております。

I. 外来の妊婦さんには・・・

現在、妊娠6か月~9か月の方を対象に、全4回講座の第1回目に「妊娠中のお食事について」楽しく学べる講座があります。

II. 入院中の産婦さんには・・・

皆さんに喜んで頂けるよう、2019年4月より妊産婦食をリニューアルしました。出産のお祝いの「お祝い膳」1回のみの提供から、日常の食事へ力を入れることにより日々満足して頂けるよう努めています。
妊娠中から出産後まで必要な栄養素をバランスよく取り入れ、食事を楽しんで頂けるよう見た目の華やかさやメニューの改善をしました!どうぞゆっくりとお召し上がり下さい。
●医師の指示により治療が優先されるお食事の制限がある場合があります。

栄養相談

管理栄養士が患者様の病態に合わせて「食生活の内容」を改善することで、「体調管理の維持・向上」を目標に栄養相談を実施しています。
また、退院後自宅に帰ってからのお食事についてのご相談も受け付けていますので、ご気軽にお声がけください。

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リハビリテーション室

当院のリハビリテーション室は、運動器リハビリ I 、脳血管リハビリ II 、呼吸器リハビリI の疾患別基準をとって理学療法を実施しています。常勤のPT(理学療法士)が9名、常勤のOT(作業療法士)が2名、常勤のST(言語聴覚士)が1名です。少人数ですが、まとまりがあり信頼関係を築いています。

 

リハビリ室は明るく105平方メートルと、ゆったりしたスペース

 

広くて開放感があり快適に
リハビリできます(^∀^)/

急性期対応の病院として骨折などの手術後のリハビリや脳卒中急性期のリハビリを重点的に実施していますが、内科・外科的治療で入院されている患者さんにも廃用症候群の予防や改善に力を入れています。さらに緩和ケアの患者さんに対してもリハビリを実施しています。

医師のオーダーの下、正確な評価を行い、関節可動域運動や筋力強化運動を始め、必要に応じて物理療法を実施しています。「起きる・座る・立 つ・歩く」といった基本的な動作を獲得させるための練習を実施します。 病棟では看護師と情報交換を密に行い早期離床・早期退院を目指しています。また、転院する際は地域連携室の相談員と連携を図り、患者様や家族の方に情報提 供を実施しています。

現在はNST(栄養サポートチーム)が月2回の頻度で、摂食・嚥下機能の評価や治療計画を立案し、リハビリとして摂食機能療法も実施しています。これは、病院だけでなく地域の施設でも成果を上げています。

マンツーマンでリハビリを実施するので患者様としっかり向き合うことができ信頼関係を築くことができます。また、ゆったりとした雰囲気の中、自主性を尊重しモチベーションの向上を大切にしています。

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