「トレーシングレポート」の運用について
〜地域保険薬局の皆さまへ
当院では、保険薬局間との情報連携の一環として、トレーシングレポート(服薬情報提供書)を用意しています。
2021年7月より、医薬品適正使用の推進や医療安全、地域保健薬局の先生方からの患者情報をスムーズに把握していく観点から、トレーシングレポートを導入しています。
トレーシングレポートを活用し、緊急性を要さない服薬情報や患者さんが受診時に主治医(処方医)に伝え損ねてしまった内容などに関する報告、副作用発見の情報や処方提案などの情報提供をしていただけたらと考えております。
ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
トレーシングレポートとは
トレーシングレポート(服薬情報提供書)とは、患者さんから聞き取った情報(アドヒアランス、残薬調整、服薬開始・継続後の体調面、 副作用の発現情報、調剤上の工夫の提案、OTC や健康食品の服用、複数病院受診歴) など、緊急性を要さない情報について主治医(処方医)へ情報をフィードバックするためのレポートです。
目的
患者さんが保険薬局に来院された際に「緊急性は低いものの主治医(処方医)へ情報提供した方が良い」と判断された情報について、薬剤科で集約し、主治医(処方医)へ情報伝達を行い、情報の共有化を図ることを目的としています。
トレーシングレポートの流れ
当院受診の患者さんの院外処方箋を保険薬局にて調剤、服薬指導。
↓
指導時に緊急性が低いと思われる情報を入手。
保険薬局より、当院薬剤科へトレーシングレポートを送付します。
↓
薬剤科にてレポート内容を集約。医師に情報提供し、電子カルテに記録を残します。
必要時、医師から回答を得て、保険薬局へフィードバックを行います。
主治医(処方医)は、電子カルテ内に記録された内容を確認します。
利用方法
以下のトレーシングレポートをダウンロードし、必要事項を記入いただき、
当院薬剤科へE-mailまたはFAXにてご報告ください。
なお、他の様式でご記入いただいても構いません。
(賛育会病院薬剤科専用E-mail)
●FAX
FAX 03-3621-1531
(賛育会病院薬剤科)